さて、ステキな大樹のお写真を頂きましたので使わせて頂きます。
私は宗教家ではありません、ですから何かしらの神に特化したり、偶像崇拝をしたりしません。
しかし先祖供養はします、日本人ですから祖先崇拝と言う文化を失わないようにしています。
イメージではスターウォーズの「フォースを感じる」これ非常に好きです。
まさに日本人はジェダイの騎士と同じように、死後の魂との交流を大切にする文化を継承していると思っています。
見えない不可視の存在を在るモノとし、神社や神棚を設け共に暮らし生きてきました。
神秘的な民族ですよね!
神秘的ついでに言うと前投稿の記事の追記に、天津太祝詞の話が出てきますが皆さん意味分かりませんよね。
少しだけ50音図について説明します
鏡臣は祖先崇拝を残した人であり、その中には言霊や波動など、まさに「あなたの見えない世界」が語り継がれています。
神憑り部門を卑弥呼や鏡臣が行っておったとイメージして下さい、その中の一つに言霊がありまして、現代も語り継がれている訳です。
また明治時代に大本教で熱心に研究されていたのが言霊と数霊です。
私は大本信者ではありませんが、「古事記と言霊」の解釈から少し抜粋すると、50音の根源要素からどのように展開してゆくか?を音図として表しています。
言霊オを中心とした赤珠音図
言霊アを中心とした宝音図
言霊エを中心とした天津太祝詞音図
※コチラは知恵を中心とした考え方の音図で、主に中臣一族が理想とした音図です。
言霊イを中心とした天津菅麻音図
※コチラは統合や地位、悪く言えば独裁や支配を中心とした考え方の音図です。しかし様々な捉え方があるので、解釈に関しては曖昧です。
言霊ウを中心とした天津金木音図
※コチラは欲望と繁栄を中心とした考え方の音図で、伯王家(妙見信仰)などにより予言の行法として伝わって来ました。
なので、そのような経路から大本教に伝わったのではないか?と思っていますが。
今、一般認識の考え方としては、世の中は言霊ウの時代であり、欲望を満たすために知恵を使う時代と解釈されています。
現在一般的な言霊学では簡単に表すと
あ(感情)
い(意思)
う(欲望)
え(知恵)
お(記憶)
↑は天津金木音図の並びでもあります。
YouTuberコウジ君の分かりやすい解釈で言うと、お腹が空いた時に!
「あ」と言う言霊原理から空腹に気付く
「い」食べたいと言う意思が働き
「う」欲望が材料を漁り
「え」知恵で調理をし
「お」旨かった!と記憶する
こんな感じで話していたかな?笑
とても分かりやすい例えだと思います。
天津金木音図の欲望を中心とした社会だと弱肉強食の社会を生み出し、言霊学では人間社会の展開としてステップアップの通過点として考えられていますが!
ちなみに伯王は佐伯一族の長を表す名前ですが、昔は山口県から広島にかけて佐伯国と呼ばれていました。大きな海神一族であり中国大陸では「陳」一族とも呼ばれていたそうです。
しかし中臣の鏡臣に伝わる言霊では、少し意味が違います。
元々弥生語中心の解釈であったり、後の大和言葉の50音図ですから、違って当然なのかも知れませんが。
中臣祓のように
と意味深なメッセージが!
大祓は地方や神社によって独自の伝わり方がありますが、大中臣の天津太祝詞事を宣れのバージョンもあります。
言霊「い」の解釈も様々な解釈があります。
弥生語では威厳を表すと言う意味や、鏡臣では「い」意思には可視の働きと不可視の働きがある。
人の意思には無意識に働く衝動や言動がある、だからこそ人として感情に流され衝動的なジレンマから成長しなくてはならない。
そして知恵のある豊かな精神文明!これこそが天津太祝詞音図の描く世界かと。
現代の言霊学と少しだけ違いますが、言霊ウの作用も、それによる言霊イの作用も全て「本刈り断ち末苅り切って」根本から断ち切って、次の次元の言霊エである天津太祝詞音図を目指せと言うことかと、私なりに解釈しております。
視野を海外に広げますと、知恵の女神のリリスも西洋では悪神のようにされていますが!?
知恵の女神より快楽に進んだアダムとイヴも、色んな意味で限界となり「やっぱ知恵は必要やわ」とか「嫁はんは怖いくらいが丁度良いわ」とか(笑)
何だか、そんな時代の幕開けのような兆しもあります。( *´艸`)ププ
女神時代の幕開けを騒ぐイマドキらしい展開だと思っています。
ただ、私の鬼道的解釈では二極化と破滅を避けるために善し惡しは大切ですが、ヒメヒコ時代として最も求められるのは調和と循環です。
西洋ナイズされた方にしてみれば、悪魔崇拝と勘違いされると困りますので、もう一言申し上げますと。
海外で悪神とされるものが、日本では良い神とされるものが多々あります。
例えばスサノオ
弥生語では「過ぎし去りし時の王」と言う解釈もあります。
きちんと直訳するとスサノィオ(弥生語)「罪穢れを過去の世界に祓いやる神」と言う意味。
ここから贖罪的側面がスサノオに特徴付けられたらしい。
エジプトのスサに降り立ったのもスサノオ
月読とインドを統治したのもスサノオ
モーゼが日本に入ればスサノオ
アマビエも実はスサノオ(笑)
解りますか?色んな経由を持つ日本。
これが日本の醍醐味なんです!
それと人間って、反旗を翻して去った者や、逃げ出した者、愛想尽かせて去った者を悪者にしたりしますよね!
それが例え優れた人間であっても!
日照時間の少ないヨーロッパの陰湿な性格なら、きっと悪者にするはず(笑)
そう考えれば、日本が好きで日本に根付いても不思議じゃない。
昔からウーマンリヴや差別運動が盛んです!
確かに女性差別の強い時代もあったと思います、今では何処の国も(中東を除く)大抵女性の権利は認められていると思いますが。
トイレも一緒、下手したら更衣室も一緒!
ドラッグなどの自由の主張を繰り広げ、胎児ビジネスや悪魔崇拝を許し。
差別運動の方々には倫理観がないのでしょうか?
本当に倫理観があるならヒト臍帯血入りの美容製品の不買い運動でも始めましょうよ!
いつまでも自己主張ばかり強くして、命や性の尊厳すらなく、人として恥ずかしいと思わないのか疑問になります。
このような可視と不可視の共存原理を思考するのが鬼道です。
鬼道の中の言霊は興味がありますが、現代の言霊学はあまり興味がありません、なので50音図に関して言葉足らずで説明不足もあるかと思います。
ご興味のある方は、古事記と言霊や言霊学を調べて頂けますと幸いです。
本当に諸説は沢山ありますし、様々な形で伝承され内容も違います。
八百万神の神々のいる日本、言い伝えも様々です。
チラリズムを楽しむように、言霊の世界を知って頂けると愉しいかと思います。