大陸起源説

私は今の天皇が6~7世紀の渡来系氏族で構成される北朝思想がベースになっているなら、大陸起源説についても納得がゆきます。

 

しかし、そうならば先住民が築き上げた国造の文化に対して背乗った形での権力であり、そのために先住民派と渡来系派の争いが源平に始まり、南北に分裂し、先代旧事本記を偽書とし、神の起源もファンタジーのように、あやふやになることに納得がゆく。

 

平家は三種の神器を源氏に渡すまいと、三種の神器と共に海に沈んだことも。

 

北朝南朝の相成れない背景も納得がゆく。

 

明治元老は、権威主義復活とロスチャイルド家のような教育改革を門跡寺から始めさせる、先ず国のアイデンティティーの崩壊(歴史の改竄と一神教支配)、そして大衆には大東亜共栄圏のような大陸思想を植え付け、宮家や華族には西洋思想を植え付けた。

 

分かりやすく言えば、元老の西園寺家は江戸末期から明治維新の後ろ楯、そして明治から会津戦争により新潟府を陥落させ佐渡の金山を手に入れ、ロスチャイルドのように貴族や伯爵家と三菱や住友と縁戚関係となり莫大な財を築き。

 

共産主義の傘の下に2つの対立したベースを作りながら拡大する、ロスチャイルド家のやり方を取り入れていた。

 

左勢力の共産主義の広報に朝日新聞、右勢力にも大東亜共栄圏の思想を植え付け、日中友好協会を作りながらも欧米グローバリストと基盤をも作る。

 

そしてその西園寺家の源流が大陸にあれば、自ずと神の起源も大陸にあり、天皇の在り方においても元老の意図するまま大陸思想に導かれてしまうことになっても仕方がない。

 

日本が左も右もプロレスごっこに過ぎないのは、こう言うことだ。

 

隼人の乱も、敗者側の戦いの理由は誰か明確に言えるだろうか?

 

和気清麻呂も一方では英雄、でもワケノキタナマロと呼ばれる理由は誰も語らない。

 

どんなに素晴らしい歴史学者でも、結局明治元老が築いた思想の中で、左側から右の正体を暴き、また右側から左の正体を暴いているだけで、権威主義の枠組みから解放されない限りプロレスを声援するギャラリーに過ぎない。

 

日本の歴史は大陸勢力が土着勢力を鎮圧した歴史でもある、しかし勝者側の都合の良い歴史なんて誰も守り続けることなんて出来ない。

 

だから共同体文化への関心が薄くなり、古来からの神棚や作法から遠退き、継承文化の放棄に進んでしまうのかも知れない。

 

全国八萬社と言う数のお宮がありながら、神事に携わる聖職者と民間に隔たりが出来たことから、本来家の墓を守るように神社を守ってきた斎主家系も解体された、そうなると地域の土着信仰や歴史をも失う。

 

ライフスタイルが変わって人の心が離れたのでなく、文化解体から国家の終末に向かい出し、諸々の祖先の原点と繋がりを失くして何を守れば良いか分からないのだ。

 

言葉だけ残る自然崇拝と祖先崇拝が、唯一民間に培ってきた日本文化にも関わらず、それすら興味関心がなければ触れられない。

 

現在に生きている日本人に、一体どれくらいの人が日本に起源を認識出来ているのだろうか。

英国王室にも首相にも、後ろに元老ならぬロスチャイルドと言う家がある。

 

日本も然り


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